■心理学のスペシャリスト
スクールカウンセラーは大半が臨床心理士の資格を持ち、小中学生を対象にしたさまざまな相談に乗ってくれる専門家です。
子供たちのいじめ自殺や不登校が問題になってきた1995年に文部省(現在の文部科学省)主導で、一部の小中学校に置かれるようになりました。最初はその数も少なかったですが、最近では1万人を超えるなど全国でスクールカウンセラーの普及が進んでいます。
学校にいる生徒、教職員はもちろん、保護者からの相談も受け付けてくれます。子供がスクールカウンセラーのいる学校に通っていて、学校内の出来事が原因になる悩みを持っているなら相談してみる価値が大いにあります。
■メリット、デメリット
最大のメリットは何と言っても、無料相談でありながら資格をきちんと持った専門家が相談に乗ってくれるところでしょう。個人ではなく、また役所の立場でもなく、臨床心理の立場からプロの知識と経験で相談に乗ってもらうことができます。
逆に、自分の子供が通っている学校にスクールカウンセラーがいなければ利用できない、常駐しているわけではない(学校にいる時間が限られている)といった短所もあります。おもに公立の小中学校に配置されているので、相談してもらえるかどうか気になる人は学校側へ連絡して確認を取ってください。もしスクールカウンセラーが配置されていれば、いじめや不登校解決の強力なサポートになってくれるはずです。
■利用する際のポイント
学校によっては予算や人員の都合で、スクールカウンセラーではなく「心の教室相談員」を置いているところがあります。
・保護者ではなく子供との対話に重点を置く
・資格を持った専門カウンセラーではなく「聞き役」になる
・場合によっては専門家と連携を取って問題解決のサポートも行なう
といった点で、スクールカウンセラーとは違う側面から子供の悩み相談をサポートしていきます。私たち親ではなく、子供自身のストレス解消に役立ってくれる人だと思えば良いでしょう。
もしあなたのお子さんが「親にも話したくない」というタイプの悩み方をしているなら、こうした相談員の存在も役に立ってくれます。
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